バックロードホーン 気ままに一言 11967


塗装と鏡面仕上げの勧め

1:渡辺章:

2024/01/22 (Mon) 13:38:33

以前から「根拠の無い事柄は言うべきでない」と発信しておきながら、今回の話は裏付けとなるデーター等の根拠はありません。
その内容はと言うと、エンクロージャーに塗装&鏡面仕上げを施すと、音が変わると言った内容です。
試作機第1号となるFE103NV専用機において、早く音が聴きたくて塗装前にユニットを取り付けて試聴したのですが、その後に塗装&鏡面仕上げを施した物と明らかに音の明瞭さが変わった事です。
その後、FE126NV専用機・FE166NV専用機でも試しましたが同様の結果だったため、見かけや値段で音が良く聞こえると言うプラシーボ効果では無い事を確信しました。
しかし塗装&鏡面仕上げの前後で周波数特性を比べても、全く変化は認められないために塗装に関するご質問でもない限り公表は控えていた事柄でした。
ご落札頂いた方からは、「音離れが良い」と言うご評価を頂きましたが、今考えると確かに塗装前は音が前に出てこなかったと言うか、オーケストラの奥行きが感られなかった印象があります。
塗装&鏡面仕上げを施した後の物は、左右のバランスは当然ですが、金管・木管・弦楽器等の前後の位置関係が明確で、全体的に演奏するステージの奥行きが増したように感じます。
裏付けとなるデーター等が無い以上、音の改善と言う意味では塗装&鏡面仕上げをお勧めする事は出来ないと思いますが、見かけでは十分に施工する価値はありますので、お時間が許せば是非にチャレンジして頂きたいと思います。
木肌の日焼けや湿度変化による経年劣化の予防にも繋がります。
そしてご自分の耳で、音の変化を確認してみて下さい。

尚、塗装に関する内容はHP「皆様からの疑問・質問」の方でご案内致しておりますので、参考になるかと思います。
HPでは、オイルステイン塗布からのクリアー塗装をご説明していますが、ペイント塗装もほぼ同様で2回3回と塗り重ねる度にサンドペーパーで平滑面を造る事が、綺麗な鏡面仕上げを造るポイントです。https://sites.google.com/view/awblh/%E7%9A%86%E6%A7%98%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F%E8%B3%AA%E5%95%8F/page_7
塗装は何度失敗してもやり直しが出来ますので、是非チャレンジしてみて下さい。。

この掲示板では皆様のご意見・ご希望・質問や、ご落札頂いた皆様からの試聴レポート等、何でもをお受けしていますので、遠慮なくご投稿頂けたら幸いです。

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.